
感染症対策に際してのお礼 と お知らせ
皆様におかれましては、平素より大変お世話になっております。またコロナ禍におきましては、感染症対策において ご理解 と ご協力 を賜りまして感謝申し上げます。
2019年末にコロナが騒ぎ始めたころは、まさかここまで長引くとは誰も予想もしていなかったのではないでしょうか?
実際にこれまでも感染症に感染したご遺体に触れる機会はありましたが、2類感染症はそれほど多くはありませんでした。
コロナ対策をするにあたって 初めの頃は様々な方よりご意見を頂きましたが、「他社はどうしてる」「大手がするだろうからウチは対応しない」などと対応に遅れを取るようなことをせず、自ら「調べ・考え・確認・実行」し、時には個人的につながりのある他都道府県の葬儀社・専門家のご意見を伺いながら、対策を講じてまいりました。
東京など都会と比べると地方は 有形無形問わず本当に様々なことが不足していた為、「コロナ陽性」というだけで"会員"ですら門前払いする残念な葬儀社も多い中、ひらまつ斎場では初期よりコロナ陽性で亡くなられた方の搬送を承り、23年2月(諫早市)からの新ガイドラインへの対応におきましては、各病院施設等では対応が困難ということもあり、自社で汚染のコントロールをし ガイドラインに沿ったお葬儀を執り行うまで至りました。
皆様にはご迷惑をおかけすることもございましたが、様々なことで ご理解 と ご協力 いただきまして、誠にありがとうございました。
2023年5月8日をもちまして、コロナ対策の大部分を終了させていただきます。
取締役 平松健太
2024.5月追記
新型コロナウイ ルスに感染したご遺体の取り扱いについての
ガイドライン廃止について
コロナ禍当初より厚生労働省より発布されていました「ガイドライン」が2024年5月10日をもちまして、廃止となりました。
ガイドライン廃止となりましても当面の間、コロナ陽性状態のご遺体の初期処置はさせていただきます。
2024.1月追記
新型コロナウイルス「陽性」のご遺体の取り扱いについて
今年に入ってから、
「コロナ陽性の遺体は、まだ袋に入れんばいかんとよね?」
というお問い合わせがありました。
答えは「納体袋は必ず必要ということではありません。」
その方によると2024年になっても未だに納体袋に入れて直葬をするように案内している葬儀社がある様ですが、基本必要ありません。
ひらまつ斎場では、2023年2月~5月7日までは「新しいガイドライン2版に沿ったお葬式」にて取り扱い、5類移行の2023年5月8日より通常のお葬式を執り行っております。
もちろん、感染予防のためのご遺体への処置は(5月8日以降費用負担なく)させていただいております。おそらく前述の葬儀社は、この処置ができないから陽性=納体袋=直葬と案内したのではないのかと推察します。
また、5類移行後「濃厚接触者」の定義自体なくなりましたので、濃厚接触者の特定もしていませんし、すでに2類感染症でもないので24時間以内の火葬もできません。
現在「コロナ陽性」でも「納体袋は必ず必要ということではない」ということを改めて確認されてください。
最新ガイドライン4.1版では「遺体に適切な感染対策(清拭及び鼻、肛門等への詰め物や紙おむつの使用等により体液等の漏出予防を行うこと等)を講ずる場合は、通常の遺体と同様に取り扱うことができ、納体袋に収容する必要はなくなります。 ただし、遺体の状況により納体袋の使用をお願いいたします。損傷が激しい遺体、解剖後の遺体等、体液漏出のリスクが非常に高いと想定される場合は、納体袋をご使用ください」としています。ご遺体も確認しないでコロナ陽性=納体袋は非常に疑問です。
取締役 平松健太
2023.06.14更新
コロナ禍で ひらまつ斎場が実際に行った 対策
施設内の対策(下線部は終了)
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手指消毒液の設置
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式場内 の 常時換気 及び 都度 座席等の消毒作業 の実施
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通夜・葬儀式後は 例外なく座席等を全て消毒
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加湿器 を 斎場内各所に設置
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無人控室の高濃度オゾン+湿度管理による空間除菌の実施
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弊社所有車両全てに消毒スプレー常備
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式場内座席間隔の拡幅
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参列の分散化のお願い
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感染拡大予防に関する 情報の掲示
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ウェブサイトを通じての混雑状況のお知らせ
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混雑の予測がある場合、ピロティにて三密を避けるよう 常にアナウンス
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マスクをお持ちでないお客様へ マスクの無償提供
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斎場入り口にて「検温」実施(感染レベル3~状況を鑑みて)
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ひらまつ斎場以外(お寺・自宅葬)の場合、手指消毒液の設置と寄贈
ご葬家様宅の対策
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玄関に手指消毒液の無償設置
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箱入りマスクの無償配布
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参列分散化のお願いの掲示
業務上の対策
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従業員のマスク着用の徹底(葬儀式中含む)
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健康状態の把握
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都度手指消毒の徹底
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関連情報の収集と確認
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感染症対策のための防護服などの準備
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旧ガイドライン・新ガイドラインの確認・シミュレーション・実行
無償配布品目
2023年4月末日現在
手作りマスク(初期)
不織布マスク(中期以降)
N95 マスク
携帯用手指消毒液スプレー
設置用手指消毒液スプレー
約100枚
約34,000枚
約100枚
約1,500本
約450本
↓過去の掲示情報↓
現在は通常通りのご葬儀として執り行っております
新型コロナウイルス感染症に感染している状態で亡くなられた方の
御葬儀に関して
新しいガイドラインに則って執り行っておりましたが、
5類移行後、通常のご葬儀として承っております。
濃厚接触者について
5類移行後、濃厚接触者の定義 や
待機期間の要請は無くなりました。
2022年2月 新型コロナウイルス感染症は感染症法の2類感染症相当の対応をさせていただいております。感染症法上2類感染症には「結核」や「鳥インフルエンザ」も分類されています。
ひらまつ斎場では、新型コロナウイルス感染症に感染している状態で亡くなられた方の搬送業務をコロナ禍当初より自社取り扱いにて承っております。
諫早市営火葬場との打ち合わせ後、連携して動きますので「病院など亡くなられた場所」から「諫早市営の火葬場」へ直接搬送しそのまま火葬という流れになります。
各病院 や 各施設 によって対応が全く異なる為、一概には申し上げられませんが、厚手のビニール製の納体袋に御遺体を納めて直ぐに御納棺いたしますので、お顔を見ることができない場合が多いです。
後日「骨葬」という形で葬儀を執り行う方がほとんどです。
2023年1月10日追記
メディア等で陽性で亡くなられた方でも通常通りの葬儀が可能と報道されています。
2類感染症相当とされている現在。色々と模索していますが、搬送から火葬時刻までの長時間にわたる感染リスク や 各病院施設等の対応状況 を鑑みて、ひらまつ斎場では陽性で亡くなられた方の通常通りの葬儀をすることはできません。
ご理解いただきますようお願いいたします。
2023年2月2日追記
※引き続き通常に近い形での執り行い方を検討・各方面との調整をさせて頂いております。 状況に変化がありましたらこちらのページにてお知らせいたします。
厚労省より出された新しいガイドラインは下記を参照ください。